最近のお知らせ
実は、、、 こんなことも細々とやっています

〈あざみ野塾〉は、
地域に根ざした〝小さな〟塾として、
「あざみ野」だからできること、
「塾」だからできること、
を考えています。
「あざみ野」の塾
〈あざみ野塾〉には、「あざみ野」という地域名が入っています。
それは、あざみ野という地域に、微力ながらも貢献したいと願っているからです。
しかし、まだまだ〈あざみ野塾〉には地力が足りません。
それは、経営的に、という意味だけではありません。
23年に、株式会社ではなく一般社団法人になったのは、公益性と社会的な信用性を考えてのことです。
あざみ野の「塾」
一方、「塾」であることにはこだわりたい、と思っています。
塾として、学校教育にかかわってきましたが、これからは、社会教育や家庭教育にも貢献できることはないか、模索していくつもりです。
生涯教育とか、学び直しとか散々いわれていますが、塾である以上、学問的な意味での教育を大切にしていきます。
現在は、〈あざみ野まなびの場〉と〈あざみ野大人塾〉をやっています。
あざみ野まなびの場
大学受験をめざす高校生向けにやっているのが〈あざみ野まなびの場〉です。
〈あざみ野塾〉のキャッチフレーズは、「高校生の『学び』を変える」です。
それをめざして塾のあり方を設計した結果、料金的にハードルが高くなってしまいました。
〈あざみ野まなびの場〉は、無料の学習支援プログラムです。
大学受験をめざしたい、そのためには塾に通いたい、でもそれが経済的にむずかしい、、、という高校生の手助けができないか、と考えました。
始めるにあたって、区役所や福祉事務所、NPO、高校の先生たちにも相談しました。
何よりびっくりしたのは、横浜市には、これまで、高校生向けの学習支援活動の実績がなかったという事実です。
が、そもそも、経済的困難を抱えている人たちは、「塾に行く」かどうかではなく、「大学に行く」かどうか自体に大きなハードルがあるようです。
それをどうするかは、少なくとも、今の私たちが抱え込む問題ではないでしょう。
私たちは、あざみ野の〝小さな〟塾としてできることを、一つ一つやっていくしかありません。
現在、〈あざみ野まなびの場〉は、積極的には募集していません。
が、今年も、HPに気づいてくれた高校生に、個別指導の形で、毎日曜日指導をしています。
〈あざみ野塾〉は場所を貸しているだけ。
スタッフが、無償でやってくれています。
〈あざみ野塾〉の塾生やその保護者の方たちには、いただいている料金から学習支援の資金が出ていること、は伝えてあります。
〈あざみ野塾〉に勧誘するための手段ではないか、という指摘もありました。
が、〈あざみ野塾〉と〈あざみ野まなびの場〉は、提供している中身がまったく違いますし、ターゲットとする高校生もまったく異なります。
日本では、こうした活動に対して色眼鏡で見られることが多いことを思い知りました。
手探り状態でやっていますので、暖かく見守ってください。

日曜日午後、数・化(担当:小数賀)、英(山田)をお世話しています。
あざみ野大人塾
子供たちだけじゃなく、大人も勉強しようよ、という思いで始めたのが、〈あざみ野大人塾〉です。
ただ、いわゆるカルチャースクールと変わらないものを提供してもつまらない。
そもそも、〈あざみ野塾〉は、十分に「大人」を満足させられるレベルの講義を高校生に向けてやっています。
だから、それを「大人」向けにアレンジして提供してはどうだろうか、と考えました。
現在は、〈あざみ野塾〉代表の大前が「現代学」という講座をやっています。
高校生へは「内容」という講座名でやっているものです。
もちろん、大学入試という枠を外しますから、より深く、より時事的に突っ込みながらやっています。
この半年ほどは、『キーワード300』の動画を作成するのを手伝ってもらっていますので、無料でやっていますが、本来は有料です。
「現代学」に関しては、将来的に、ポッドキャストで配信できるようになったら、おもしろいな、と思っています。
「現代学」以外にも、「数学」「古文」「世界史」なども展開したい、と思っていますが、実は、教室の空きがないのと、他の講師を巻き込めるほどまだ受講者を集められていないのとで、なかなか拡大することができません。

写真には写っていませんが、実は、岐阜の高校の先生も、teams配信で参加しています。
今後は、、、
いろいろと野望はありますが、そのためにも、まずは、〈あざみ野塾〉(正確には、「一般社団法人学びプロジェクト」)を経営的に安定させることでしょうか。
〝学び〟は一生ものです。
今は、高校生を中心として、中高一貫校の小学生、中学生、それに社会人を対象とした活動をしています。
が、それ以外の年齢層の〝学び〟にもかかわれるようになれれば、と考えています。
その根底にあるのが、「あざみ野」の「塾」であることです。
「あざみ野」「塾」という名前は伊達じゃない、といえるように、鋭意邁進していきたいと思っています。