「講師を紹介します」では、〈あざみ野塾〉代表の大前が、〈あざみ野塾/あざみ野予備校〉の講師を(かなり偏見を交えながら)紹介します。
次は、私の相棒を紹介します。
【山田迪子】
・ 出身大学は、北海道教育大学。
専門は音楽だったので、(もちろんあざみ野塾では指導しませんが)ピアノの指導ができます。本人いわく、鬼教官らしい。。。
高校時代の同級生がそうそうたるメンバーで、大学教授どころか、学長(頻繁にテレビでお見かけする)もいます。残念なことに、入学の斡旋はできません。
・ 彼女のすごいところは、その行動力。
一言で言って、元気のいい「おばさん」です。
体調が悪い、忙しくて時間がない、といいながら、毎日のようにいろいろなところを駆けずり回って、知的好奇心を満たしているようです。
〈あざみ野塾〉では英語を指導しています。もともと「フォニックス」指導の資格をもっていましたが、〈あざみ野塾〉のスタッフをやりながら、英語指導の講座を受講したり、実践的な英語教材を発掘してきたり、その勉強熱心さには頭が上がりません。
現在、彼女は、〈あざみ野塾〉の方で、英語教材として「1日5分ビジネス英語」というPodcast(ネット配信される音声コンテンツ。スマホで視聴できます)を使っていますが、その主宰者がたまたま塾生のお父様の知り合いだったので、紹介していただいて、主宰者本人と会ってきました。私も、ちょうど今インターネットを使った教材開発を構想中なので、今度は彼女からの紹介で、その主宰者からいろいろと有意義なアドバイスをもらってきました。
彼女の行動力が人のつながりの連鎖を生み出したエピソードです。
・ 彼女は、母親として、2人の男の子を育てました。その経験を活かして、生徒だけでなく保護者の方の相談にも乗っています。
ただ、男を育てた経験しかなく、本人もさばさばした性格なので、今どきの女の子の気持ちがわからないところもあるようです。
「人の良いところを磨くのが好きです。」
「君の将来を一緒にとことん考えます。」
「親御さんと一緒にお子さんの未来を考えます。」
とは本人の弁。
・ 〈あざみ野塾〉は、彼女が一緒にやると言ってくれたので生まれた塾です。その意味で、〈あざみ野塾〉は、〈大前=山田塾〉といえます。
某予備校で、私が講師、彼女がスタッフをやっていました。彼女とは、高校生の勉強に対する危機感を共有していました。だから、私がその予備校で校舎長を依頼された時(講師は普通校舎長にならないのですが)、別の校舎にいた彼女を引っ張ってきて、共同校舎長になってもらいました。が、そこで実感したのは、大きな組織の論理の下では、何もできないということです。
〈あざみ野塾〉は、彼女と私が抱いていた「高校生の勉強に対する危機感」や「組織に対する無力感」に対するアンチテーゼです。だからこそ、一旦は引退したはずの彼女も、重い腰を上げて、一緒に塾を立ち上げてくれたのでしょう。
古い表現を許してくれるなら、山田迪子は、〈あざみ野塾〉の「裏番長」ってところです。