〈あざみ野塾〉は、成績のいい生徒だけを集めて、実績を誇るような塾ではありません。むしろ、いろいろな意味でボーダーにある高校生たちをボーダーより上に上げるのが〈あざみ野塾〉の役目です。
今年の受験生数は、〈あざみ野塾〉史上最も多いのですが、何でこんなに多くのチャレンジャーがいるのでしょうか。
先に言っておきますが、〈あざみ野塾〉は煽っておいて、浪人生を増やそうとしていません。共通テストという全国実力判定テストに応じて、受験大学を必要最小限に絞って、しっかり受験の準備をさせるのが〈あざみ野塾〉の基本方針です。
数打ちゃ当たる、は受験の作戦として、原則とりません。〈あざみ野塾〉ほど受験させる大学の数が少ないところはないのではないか、と思っています。
が、多くの塾生が微妙な点数をとってきました。
最悪ではないけれど、余裕があるわけではない。
〈あざみ野塾〉ではあらかじめ共通テストの得点率に応じた受験校のシミュレーションを全員としているので、そのシミュレーションにもとづいて受験校を決めるのですが、、、
特に国公立大志望者が、前期勝負! 後期も勝負! という受験をしたい、というのです。
20歳前後の足踏みについては意見が分かれるところですが、私は、若い頃に1〜2年足踏みしたところでかまわないと思っています。
だから、浪人してでもその大学に行きたい、というなら、その気持ちを優先するつもりなのですが、、、それが保護者の考えとはかぎりません。
いずれにしろ、受験するのは本人です。
できるだけの準備をして、しっかり受験してきてください。
桜が咲くにしろ、散るにしろ、その精いっぱいが君たちの人生を切り開きます。
【国公立前期前日に追記です】
私立大学のいわゆる前期が終わり、今のところ、順調な受験生が多いことにスタッフ一同喜んでいます。
が、問題は、、、
チャレンジャーだらけの国公立大学です。
昨日から今日にかけて、全国に旅立っていきました。
南は鹿児島大学、北は北海道大学。
もちろん、東京や神奈川で受験する塾生たちもいます。
さて、どれほどの健闘を見せてくれるでしょうか。
でも、それ以上に大切なのは、チャレンジした以上、後期への備えも忘れてはならないことです。
前期が終わったら気を緩めずに後期に向けて対策を怠らないように、しっかり見守っていきましょう。