授業はどこにも負けません

 あざみ野塾は、広告も打たない、小さな予備校です。
 まだ6年しか経っていないので、実績も数的には乏しい(※1)。
 その意味で、「怪しい」塾/予備校だといえます。

※1 受験生が10人に満たない小さな塾ですが、毎年、国公立、早慶上智を出しています。
 しかし、あざみ野塾は、いわゆる「いい」大学に合格すること「だけ」をめざす塾ではありません。ほとんどの塾生が自分の未来を切り開ける結果を出していることを、私たちは誇りたい。
 内容的には、胸を張れる実績だと思っています。

講師はプロばかりです。

 あざみ野塾には、某予備校の(元)トップ講師がこぞって出講してくれています(※2)。
 「学び」を大事にする、あざみ野塾の理念に賛同して、集まってくれました。

 あざみ野塾は、「ブートキャンプ」で基礎勉強を大事にするだけでなく、国公立大、医学部をはじめとする上位校に対する指導も得意としています。

※2 受験生は10人いないのに、講師は9人(英語3人、数学1人、国語2人、理科(物理・化学)1人、社会(日本史・世界史)2人)います。スタッフは6人います(18年9月)。
 講師はもちろん、他の予備校にも出講しています。大手予備校で全国の高校生に向けて映像授業をやっている講師、、、東大を輩出している有名進学高校で教鞭をとっている講師、、、医学部予備校にかかわっている講師は半数を超えます。
 そうした講師だからこそ、「学び」の大切さ、「学び」を身につけることの難しさを知っているからこそ、あざみ野塾の姿勢に共感して集まってくれました。

授業はライブで少人数です。

 ベテランのプロが、少人数(〜10人)に対してライブで授業をしています。
 一方的に展開する授業ではなく、講師と塾生が質疑応答し、十分な演習を交えた双方向的な授業をやっています。

 さまざまなユニークな授業を展開しています。

 たとえば、数学。
 授業と家庭学習を「反転」させる〈反転授業〉——分野別の講義をPCやスマホで自習し、授業では講師の指導の下、十分な演習をします。
 学年別ではなく、数学ⅠA、ⅡBに分かれています。すでに400以上のコンテンツが配信されていますので、進度がバラバラな中高生が学校で扱っている分野や自分の弱い分野を選んで勉強することができます。

 たとえば、英語⇆日本語講座。
 100語ほどの英文を日本語に「直訳」し、さらに、それを「自然な日本語」に変える練習をします。
 ここでは、SV、特にVの役割を考えることで、「読む」ことを教えています(※3)。英語と日本語を対照することで、英語/日本語の構造、特に論理構造を学び、日本語の表現力を身につけさせます。
 と書くと、小難しい講座に見えますが、英語で教えているのはSVだけ。英語を丁寧に日本語にする練習をする講座です。

※3 昨今の英語学習では、前から後ろに読むことを強制されます。そのせいで、英文の構造を把握することなく、意味のわかる単語を組み合わせて、英文を訳したつもりになる、、、その結果、、、英語ができないのは単語力がないからだ、、、と短絡して、、、単語を暗記すれば英語ができるようになる、、、と思い込む。
 〈ブートキャンプ〉で一番力を入れて指導するのも、英文構造の把握、構造を意識しながらの音読、英文の中での単語学習(丸暗記ではなく単語の使い方を意識した学習)です。学校の教材を有効活用しながら、それをしています。